倉敷への移住を決める少し前、いろんなことが重なって、気持ちが沈んでしまった時期がありました。
このままでいいのかな。これからどうしていこう。
頭では前に進みたいのに、心がついてこない——そんな日々。
そんなとき、

今日は何の絵を描こうかな♪

元気になる絵が見たいな。。。

すると彼は、黒いキャンバスを取り出して、いつものように黙々と色をのせ始めました。
MÅLA(モーラ)の鮮やかな蛍光カラーが、黒の上でまるで光るみたいに広がっていく。
ピンク、黄緑、オレンジ、ブルー。
重ねるたびに、少しずつ私の気持ちまで明るくなっていくのを感じました。

最初は私のリクエストで、ニコニコ笑顔の顔を描いていたのですが、
絵の具がゆっくりと垂れていって——
気づけばその“笑顔”が溶け出していきました。

「うわー!顔がとろけたー!顔がなーい!!笑」
AKASHIが笑いながらそう言って、また新しい色を重ねていく。
その様子がなんだかとても楽しそうで、私まで笑ってしまいました。

そうして生まれた作品のタイトルは、
「とろとろ溶けた顔」。
黒いキャンバスに込められたもの

あの日の私の気持ちは、まさにこの黒いキャンバスのようにお先真っ暗でした。
でもその上に、AKASHIが鮮やかな色を垂らしていくたび、
暗闇の中にも希望の光が差し込んでいくようでした。

そして今、あの頃が嘘のように、少しずついろんなことが動き出しています。
この1週間で新しい仕事も始まり、スイミングにも通い始めて、
とても明るい人たちと出会いました。
「岡山のマスターズも出ましょう!」と声をかけてもらい、
人見知りの私が、初対面の方々と心の底から笑いながら、
「出たいです!」と自然に答えていました。
まるでこの絵が、これからの明るい未来を予告していたかのようです。
絵がくれた小さな奇跡

この作品は7月9日にInstagramのリールに投稿しました。
最初は数百回の再生だったのに、この1週間でどんどん伸びていって、
気づけば26万回再生、いいね480件を超える反響に。
「絵を描くのって楽しいよね!」
「こんなTシャツあったら欲しい」
そんなコメントをいただいて、あのときの気持ちがまた蘇りました。
色には、心を照らす力がある
あの日のAKASHIの笑顔と、黒いキャンバスに広がる色。
どちらも、私にとっての“元気になる魔法”です。

黒いキャンバスから始まった日々は、
気づけばたくさんの色で満たされていました。
新しい場所で、新しい出会いがあって、
あの日の私には想像できなかったくらい、今の私は笑顔で前に進もうとしています。
この絵は、私にとって“再スタートのシンボル”です。
✨
🎨 使用画材:IKEA MÅLA 絵の具
📅 制作日:2025年7月8日
📍投稿:Instagramリール(2025年7月9日)
🖌️ AKASHIの作品をもっと見る → @star_jump_okinawa


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